カエルの子はカエル

カエルの子はカエル

学校から連絡があって、息子が出逢い系サイトを使って女の子と会い、わいせつな行為を働いたとのこと。相手の女の子は小学生。愕然としました。自分の息子がそんなことをするとは。しかも弱者と呼べるような小さな女の子に。
育て方が悪かったのか・・・。学校に到着するまでは生きた心地がしませんでした。
校長室のソファに座った息子は無表情で、私が部屋に入っても身じろぎもしません。一点を見つめてなんの感情も見受けられませんでした。警察の方も同席しており、詳しい事情を聞きました。やはり息子がやったことには間違いないようでした。
私は息子に問いかけました。「本当にやったのか?」息子は何も言いません。
女の子の保護者からは将来のことを考えて穏便に済ませたいという旨が聞かされました。息子に反省の色が見えないということで、警察からは、保護者の監督不行き届きで私もお叱りを受けました。
学校側にもしばらくの休学をすすめられました。周りへの影響を考えたらそのくらいは当然だと受け入れることにしました。
帰り道。息子とふたりきりになったときにもう一度訊いてみました。
「本当にやったのか?どうしてだ?」
すると息子は、小さな声で「お父さんの真似をしただけ」とつぶやき、また無言に。
私はその一言で恐怖に震え上がりました。息子は私が出逢い系サイトで知り合った女の子と会っているのを知っていたのです。
そして女の子と何をしているのかも・・・。それ以来、息子は引きこもり、何も喋らなくなりました。

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